期間限定メニューRecommendation

珍來式 昭和醤油チャンポン

ようこそ北原照久が贈る味のワンダーランド!
こんにちは、北原照久です。前回、僕が監修した「昭和醤油らーめん」大好評を頂きありがとうございました。第二弾となる今回の商品、実は僕からお願いして監修させてもらいました。

僕が忘れられない味のひとつに高校生の時、東京の下町で食べたチャンポンがあります。その店は友人の家の近所にあり、高校生の頃は友人と遊ぶ度に何度も通ったものです。いつ行っても大勢のお客さんで賑わい高校生だった僕にも繁盛しているのが分かるほど、下町情緒の活気に満ち溢れたらーめん店でした。そこで僕が決まって注文するのがそのお店の看板商品チャンポンだったのです。いつかまた食べたいと思いながらも時間は過ぎて行きました。社会人になった頃その近くに所用で行く機会があったので久し振りに訪ねてみましたが、そのお店は既にそこにはありませんでした。その瞬間、僕の中でそれは幻の味となってしまったのです。それでもいつか必ず食べることが出来ると僕は信じていました。それから40数年、縁あって珍來の商品を監修させて頂くことになりました。「昭和醤油らーめん」のプロジェクトが進行する中、この話を珍來のスタッフにしたところ「もしかしたらウチの店かもしれませんよ」という信じられない言葉が返って来たのです。当時の写真を見せてもらうと驚いたことに僕が覚えていた風景そのもの。所在地からしても間違いなくあのチャンポンを食べた店であると確信しました。

こんな偶然があるのかと驚くと同時に「あの時食べたチャンポンをまた食べてみたい」という衝動に駆られたのです。僕の記憶の中のチャンポンは当時としては珍しく平打ちの太い麺にたっぷりの野菜、白濁した醤油ベースのスープに錦糸卵がトッピングしてあるというものでした。そんな僕の記憶から即興で再現してもらったのですが、見た目は似ているもののどこか物足りなさを感じました。味覚が変わったからだろうか?否、何かが足りない。「当時のレシピなんて残ってないよね?」と冗談半分で言ってみました。すると後日、当時中学生ながら店の手伝いをしていた珍來の現会長 清水氏が古い帳面に書き留めてあった当時のレシピを探し出してくれたのです。やっぱり僕はツイています!そのレシピを元に試作をしてもらうと僕が高校生の頃、友達と食べたあの懐かしい味が見事に再現されているではありませんか!もう一度食べたいと願っていたあの幻のチャンポンを今、僕は食べている。そう思うと熱いものがこみ上げてきました。このチャンポンを商品化してもらえないだろうか。そんな僕の願いは快く受け入れられこの度、期間限定商品として紹介させて頂くこととなりました。40数年間、抱き続けてきた僕の夢がこのようなかたちでまたひとつ実現したのです。「夢は諦めなければ必ず叶う」僕はそう信じています。そんな熱い思いのこもった北原照久監修「珍來式昭和醤油チャンポン」を是非みなさまも召し上がってみて下さい。きっと喜んで頂けると信じています。

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